会社の社長様やWEB担当者の方と異業種交流会などでお会いした時に、必要なキーワードでホームページが上位表示されない理由をお話させていただくことがあるのですが、その場でホームページを拝見したときに、いきなりここはダメですとか、こういうホームページの構成だと売り上げに結びつかないのは当たり前ですとか、話したいことは山ほどあるのですが、初対面の方にハッキリ言うことは、その場の雰囲気も乱しますし、正直には指摘できないことが多々あります。そしてたまたま、まだホームページができあがって1ヶ月とか、2ヶ月でデザインも気に入っておられる状況でしたら、私が本当のことをお話しても、まず信じていただけませんし、ますます雰囲気が悪くなりますね。ページを拝見させていただいたら、一目で、あーこれは検索上位はムリだなーとか、たしかに見た目はきれいだけど、誰にも見つけてもらえないホームページだなってすぐに判断できます。制作から半年たっているページで、その会社名で検索しても、1位どころか、1ページ目にも出てきていないパターンも多々見かけますが、作成業者からは、まだ半年では上位は難しいですね、1年くらいはどうしてもかかります、みたいな、あきれる文言を仕方なく受け入れておられるお客様の多いこと・・・。また、私どもはWEBコンサルタントですが、初対面の人から見れば、他の業者と比べる手段も少ないので、何を言っても仕方ないですね。
また、その場で、簡単に証明できることでも、聞く気持ちで聞いて頂かないことには、その真意は伝わりません。 初対面でまったく興味を示されない方に何をお話しても無駄ですから、そういう方とはご縁がなかったんだということにして、少しでも興味を持たれた方には、その日のうちにサイトの状況を記録しておいて、何ヶ月かあとにまた調べて、どのように更新されたりしているか確認をします。そうしたら、たいていの場合は、まったく更新されていないか、間違った更新(やってはいけない手法での更新・・・最近この手法を使う業者が多いです。何も知らないユーザーは完全な被害者ですね)をされているのが手に取るようにわかりますので、さりげなくお客様にお伝えします。
お客様の側から、作成会社の実力を正当に判断できる方法があれば、もうホームページ作成業者にだまされずに済みますね。現在おつきあいのある作成業者がどれくらいの実力があるのかどうか点数で判断できたりする、お客様が判断できる目安の方法をここで公開していきますので、よーくご覧ください。
尚、点数が悪いから必ずしもその作成業者の力が少ないとは限りません。ここで表現される点数は目安の一つであって、全体の力を完全に表すものとは限りません。しかし、弊社では、この点数が表す高得点こそが、永続的にサイトの高評価をグーグル、ヤフーから受ける最も重要なポイントであると確信しています。点数を計る方法の説明の前に、この「点数」の意味と重要性について先に解説をさせていただきます。
ここでいう「点数」とは、ホームページの表には出てこない、しかし根幹となる文法のことです。ホームページに文法ってあるの?と驚かれた方もおられると思いますが、今、皆さんが見ておられるページは、人間の目にわかるようにデザインや、文字の大きさ、色が見えていますが、その裏には、写真や画像のファイル名やサイズ、文字のフォント名や色、段落の幅、枠の位置、背景の見え方等々が現されるようにコンピューターに指示する信号がコンピューター言語で表現されています。一般的にはHTMLとか、XHTMLと言われていますが、これはどのように書かれているのか、実は皆さんも簡単に見ることができます。
コンピューター言語を見る方法は、ホームページを表示して、その画面の中にマウスをもっていき、右クリックをすれば、そこに「ページのソースを表示」と出ますので、それを左クリックします。すると、そこには、今まで見ていたホームページとはまったく違う、何やら怪しい、難しい文字がいっぱい並んでいますね。それが、HTMLとかXHTMLと言われるコンピューター言語なのです。ちなみにこちらのポイントキーワードのホームページはすべてXHTMLで書いています。
実はこの言語にも、人間が書く文字のように、きれい、きたない、が存在します。コンピューター的にわかりやすく言い方を変えると、読みやすい、読みにくい、ということになります。人間の文字も誰が見てもきれいな文字は、漢字の簡単、難しいはおいといて、誰でも読むことができて、きたない文字は、誰もが読みずらい、あるいは、読めないということになります。
この読みやすい、読みにくいということは、コンピューター的な表現に変えると、処理が早い、処理が遅い、という表現にも変わります。処理が早いということは、時間が短い、処理が遅いということは、時間が長い、つまり処理に時間が取られるということになります。また、読みにくい、つまり文法が間違っている場合は、正確な表現も出来なかったりします。検索エンジンである、グーグル側から見渡すとよくわかるのですが、単純に正確な文法で書かれているホームページの場合、グーグルのコンピューターが、このホームページには何が書かれているかということを正確に早く判断できる(処理できる、データベースに登録してくれる)ということになります。間違った文法で書かれているホームページの場合、グーグルのコンピューターが、正確にそのホームページを理解出来なかったりして、処理してくれない(データベースに登録してくれない)ということになり、確実に検索結果の順位に影響が出てくることは、誰でも容易に理解できることだと思います
このホームページの文法がどれだけ正しく書かれているのかを、誰でもが判断できる便利なツール(ホームページ)があるのです。そのホームページの中に、調べたいホームページアドレスをコピーして、チェックボタンを押すだけで瞬間で結果が出てくるスグレモノのサイトがこのanother htmlなのです。左のリンクからも入れますし、ヤフー、グーグルで、検索すると1番目に出てくると思います。アドレスはhttp://cetus.sakura.ne.jp/htmllint/htmllint.htmlと出ていると思います。
ホームページ作成会社はほぼ、どこでも、このサイトの存在は教えてくれません。なぜなら、自分たちの化けの皮がはがれるからなんですね。ちょっと知ったユーザーがこのサイトのことを、作成会社に話したら、異口同音に、「あっそれは参考になりませんから気にしないで下さい」みたいな返事が返ってきます。参考にならないどころか、これほど正確にホームページの書かれている文法をチェックできるサイトは私は知りませんし、本当に重要なポイントです。また、作成会社がよく言い訳に使うのが、 「ヤフーをそのサイトで調べてみれば意味のないことがわかります」と言います。ちなみに、ヤフーを調べてみるとマイナス311点になっています。(日々変動しますが、これは2020年4月24日の数字です)100点満点で、マイナスですから相当ひどい文法ですよね。それでも、日本一アクセスのあるサイトだし、見た目も問題ないし、確かに作成会社さんの言った通り、関係ないのかなって、普通の人はそこでだまされてしまうんですね。
いいですか、ヤフーとあなたのサイトを比較してはいけません。 ヤフーは5年前のデーターでも1日15億のページビューがあります。だから、ヤフーは点数が悪いけど、アクセスはこんなにあるでしょ、という業者は逆に信用してはいけません。まったく比較の対象にはなりません。上記で紹介しましたanother htmlで今あなたが関わっているホームページ作成会社のホームページの点数を調べて見て下さい。100点が理想ですが、70点以上であれば、まあまあ合格点です。このポイントキーワードのページも確認してみて下さい。1ページだけ極端に点数の悪いページがありますが、それはどのページでしょうか?
それとこのマークに気がつかれましたか?
さきほどご紹介しましたanother htmlは公のものではありませんが、このマークは公のもので、ホームページの文法が間違っていないかどうか調査してくれるものです。
ご覧になられているこのページの左下にマークがありますね。 W3Cのサイトにリンクもされていて、このページが正確なXHTMLで書かれているかどうかを確認できますので、一度クリックされてみてください。
そうすれば、緑の帯の中にこう書かれていますね。This document was successfully checked as XHTML 1.0 Strict!つまり、XHTMLの文法に合格していますということです。
同じようにこのマークはCSSという文法が正しいかどうかを判断する公の団体です。W3Cという規格に適合しているかどうかを確認できます。
ご覧になられているこのページの左下に先ほどのマークの右側にこのマークがありますね。W3Cのサイトにリンクもされていて、このページが正確なCSSという文法で書かれているかどうかを確認できますので、一度クリックされてみてください。
そうすれば、 おめでとうございます! エラーはありません。と表示されますね。つまり、このページのCSSも文法的に問題ないという証明になります。
しかし、最近は残念なことに、ホームページの作成業者が、この2種類のマークを弊社と同じようにサイトに載せているのですが、よくよくみると、W3Cにリンクされていないのです
これはどういうことかというと、殆どの場合は、お客様をだますために、このマークを入れています。つまり、W3Cの規格にのっとったホームページ作成をしておりますよ、ということを言いたいがために、このマークを載せているのですが、実際にはそのページの文法はひどい状態のものが多いのです。
お客様はそういうことがわからないので、あっこのマークを載せている業者はちゃんとしたところで安全だと判断してしまう方も少なからず存在します。このW3Cのマークの意味を知っている方は、マークがついているだけで安心してしまうのですね。
このページを読まれている方には、マークだけを飾った作成業者の本当の実力レベルを知る方法をお伝えします。
まず、XHML、HTMLが国際標準で書かれているかどうかはこちらのW3CのサイトのAddressの欄に、お調べになりたいホームページアドレスをコピーペーストして下のCheckボタンをクリックしてください。緑色の帯でThis document was successfully checked as XHTML 1.0 Transitional!となればOKです。逆に赤色の帯でErrors found while checking this document as XHTML 1.0 Transitional!と出ればいくつのエラーがあるのか、また、そのエラーの内容が詳しく出てきますので、ご自分のサイトとか、ご自分のサイトを作成されたホームページ作成会社のホームページのサイトのURLをチェックしてみてくださいね。
またホームページの装飾を司るCSSという文法をチェックするW3Cのサイトはこちらになります。こちらは日本語対応なので、わかりやすいと思いますが、同じようにアドレス欄にお調べになりたいホームページアドレスをコピーペーストして下の検証するボタンをクリックしてください。XHTMLと同じようにエラーがなければ緑色の帯で「おめでとうございます」と表示され、エラーがあれば、赤色の帯で「エラー: 以下のエラーが見つかりました。」と表示され、エラーの数とその内容が下に出てきますので、是非とも調べてみてくださいね。
ちなみに弊社が作成しますホームページは、基本的に、AnotherHTMLも、XHTMLもCSSも3本柱で国際標準をクリアーしたサイトになるように作成させていただきます。この3点ともすべて満点でホームページの作成を標準装備として行う会社は弊社が確認したところ日本で3社しかありません。標準ではなく、別費用で作成できる会社は他にも何社かありますが、そこに制作をお願いすると、このポイントキワードのサイトクラス(ページの数)で100万円は平気で請求されますので、ご注意下さい。